12.1. 生物学と社会 : 有罪か無罪か:DNA鑑定
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1992年5月3日、3歳のクリスティーン・ジャクソンが誘拐、暴行、殺害されて川に投げ込まれた
犯行現場からは少量の精液
警察はその夜にクリスティーンの子守をしていた母親の友人を逮捕した
彼は有罪となり、死刑を宣告された
DNA試料を分析することにより、同一人物に由来するものか否かを決定するのがDNA鑑定
犯行現場に残された精液のサンプルは1992年の時点ではDNA分析には不十分であったが、2001年の新たな手法を用いたDNA鑑定による個人識別が可能となった
この結果は決定的なものとなり、現場に残された精液は彼が放出したものではないことが判明した
冤罪防止プロジェクト(Innocensce Project)はDNA鑑定を用いて17人の死刑囚を含む227人の囚人の潔白を証明している
DNA鑑定は公平であることから、犯罪捜査を急速に変えてきた
法廷以外でも、DNAテクノロジーは近年の最も顕著な科学的進歩を導いている
遺伝子組換えトウモロコシは自分自身で殺虫剤を作り出す事が可能